もう明後日には盛岡にいるのだなあ。考えてみると日本全国、ほとんどの土地に行った気がする。狭いようで広い。広いようで狭い。ここ数年、忙しすぎて海外に行っていない。そろそろアメリカ、ヨーロッパあたりに行きたいな...と思っている。時間があり余っていた10年程前は一年に半年はイギリスやアメリカに行っていた。当時、アメリカなんかは周遊券みたいなのがあって、5、6都市を安く回れるチケットを買って、その日の気分で、いざニューヨークへ、いざテキサスへ、と遊び呆けていた。あっという間に3カ月たっていたり、そのまま日本に帰らずパリに行ってしまったりと本当に遊び呆けていた。金はそんなになかったが何とかなるものである。街で出会った人に泊めてもらったり、クラブで逆ナンパされたスペイン人の女の子のウチに転がり込んだりと(まあそん時の朝から始まる毎日のモーニングキッスは大変だったが..)、若さでぶつかれ!!!真っ盛りだった。まあ結局なんだかんだと日本がいいと思うのだけど、それは四季がちゃんとあるからだ。ある夏のシカゴにいた時は悲惨だった。朝、テレビを見ているとキャスターが呼び掛けている。今日は外に出ちゃダメです!!と。そんなの聞いた事ない。なんでアンタがダメって言うのよ...みたいな。なんでかというと、暑すぎるからだ。その日の最高気温47度。え、え、え、え!?そんな温度。風呂より熱いじゃないか。そこいらの江戸っ子も入れんくらいだ。当時、シカゴの画家夫婦のウチに居候していたオレはもう死ぬかと思った。なぜならその夫婦はSTOP THE 環境破壊!!みたいな運動家もしていて、クーラー等はもう絶対NO!!なのですよ。。。だから家にはもともとエアコンがない!!それとは逆に冬のデンバーに行った時は、突然寒波みたいなのがやって来て、またテレビで外出禁止みたいなことを言っている。いきなりマイナス20何度の日が到来し、ホテルの前では交通事故が頻繁に起こり、あきらめた運転手達が車を置いて帰って行くという、すごいなアメリカ人!!という光景が広がっていた。その点、西海岸は気候が良くて、サンフランシスコやサンディエゴには必ず行った。海もいいし、たまにメキシコのティファナまで足を伸ばす。まあ女の子ならとても喜ぶ街だと思う。ブランド物化粧品なんかがとてつもなく安い。本場メキシコ料理もサイコーに旨い。そういや最近よく行くインド料理屋のマスターがインドに早く来なさい!!といつも言う。ウチの娘はきっとキミがタイプだから!!と言うのだ。全然意味がわからんのだが、料理も勝手に頼んでいないものを出して来る。オレの気持ちはいつも無視なのである。