っていうのはとにかく混む。人が多い。年をとるにつれて混雑が大の苦手で、ゴールデンウィークなんかに子供を連れて帰省するなんて絶対まっぴらだと思っている。サラリーマンの人たちはある意味偉い。本当に偉い。オレには出来ないのだから。この間、MR.LAWDYが真鍋君とこの近くに新しいラーメン屋ができたよ、と教えてくれたのでふらりと行ってみた。行列、行列、行列...なんや、ここは週末のディズニーランドのスペースマウンテンかい!?という訳で速攻となりのガラガラのラーメン屋へ。関西人はそんなもんである。東京の人は並ぶのに慣れているというか、行列の店が美味いと考える、といった習慣があると聞いたことがあるが、オレは無理だ。並んでいる間に気分が悪くなり、お腹が更に空いて、食感も鈍り、気持ちもイライラしてくる。実際そんな時にこれはめっちゃ美味い!!!なんて思った事はそんなにないのだ。せっかち...せっかちもこれまた文化で、そんな文化で育ったオレは、待って、待って、待って、待ちわびて...なんてことをほぼ経験していない。唯一、並んでもへこたれないのは好きなバンドの物販に並ぶ時くらいだ。子供の頃、家で食事をする時もそうだった。とにかくオレ達兄弟は「まだ??」と言う。親父はテーブルに持って来られる物を順次平らげる。全てのメニューが揃った時点で「いただきます」をしたことがない。なので、食事の時間はめちゃめちゃ早い。例えば、店に行くとする。メニューを頼む、出てくる、食べる、帰る...外で食べても早い。バンドでツアーをし始めてからこれまた急速に早くなった。移動中はほんとに時間がなかったりするのだから。たまにある「こちらのメニューは少々お時間いただきますが...」という店員さん。即座に「何分かかるん?」と聞き、「10分ほどいただきます」との事。「じゃあ、間とって7分でやってー」って、間ってなんだよ!!と店員さんは心の中で激怒してることでしょう。初期ニートビーツは車の運転もひどかった。みんな関西人ばかりなので、クラクションOK!!、見切り発信OK!!、スピード狂OK!!ってことでめちゃくちゃだったなあ。今ではおとなしいものです。その昔、ドラムだったシンヤが運転手で車の列に入ろうとした時、隣の車が意地悪して、なかなか入れてくれずで、オレ達は「なんだーあいつッ!?」とちょっとイライラし始めた途端、シンヤが窓を開けて...「こらー、泣かすぞ、おっさん!!!」と叫んだのに車内大爆笑。本人は本気で怒っているのだけど、如何せん、相手はいい年のオッサンです。オッサン泣かすってすごいなあ...と。なんせオッサンですよ。逆に泣くとこ見たないわッ、と。雪山の峠をチェーン無しで越したりもしました。ガソリンスタンドのおじさんに「だめだ!行ってはいけない!」と静止されても、「止めてくれるなオッカサン、いきまっせー」の一言で。案の上、壁に激突しましたが。まあとにかくめちゃめちゃでしたな。ま、今はもう飲酒運転も一切しないし、ようやく社会の一員になれたのかもしれない。公務員のみなさんも気をつけて。