元デキシード・ザ・エモンズのアベ君からGRAND-FROG STUDIOにいいものを頂いた。
ORGAN用のレズリーアンプとFENDERのRHODES PIANOだ。
まともに買えばかなり高額なのでとても嬉しい。
大切に使わせて頂きます。
そして最近、古いAKG BX15とBX25のスプリングリバーブも導入された。
デジタルでは出ないアナログ感たっぷりのリバーブだが、やはりこうなると、鉄板リバーブがほしい。
あ〜悩んでいる。
あ〜悩んでいる。
スタジオに鉄板リバーブを入れようか悩んでいる。
EMT 140というドイツの名機だ。
オランダのあるスタジオから「壊れてるヤツやけど、いらへんか〜??」の連絡が来た。
大きさは畳一畳半程、重さは120KGにも及ぶ。
まずでかい。送料も死ぬ程高く、それに使えるかどうかわからない物だ。
うー、でかくて、壊れてるなんてまさにスクラップ状態。
そんな鉄の固まりだが、昔の名スタジオには必ずあった代物だ。
ビートルズを始め、1960年代のビートグループの録音にはかなり使われていた。
当時はTAPE ECHOか鉄板リバーブが主流だった。
深くて広いエコーはこの鉄板リバーブが一番と言われている。
確か1940年代に開発されたもので、鉄板の振動を使って響きを出す機械。
スピーカーからの音をマイクで拾う様な簡単な方式なので、外部の音を敏感に拾ってしまうという大きな難点があるようです。
なので、EMT140を入れた場合は、外部の音を遮断したEMT140部屋を作る必要があるみたいです。
まあ言わば、ペット専用の部屋を作るセレブな考え方をしないとダメなんですなあ。
先日、お好み焼き屋で鉄板を見つめながら、「あ〜、鉄板リバーブほしいわー」と言ってたら、
連れに「ほんま、オマエいかれてるなー、あほちゃうかー」と言われる。
焼き肉屋に行っても「あー、やっぱり鉄板リバ−ブほしい...この肉が焼ける音も響くんかなあ?」と思ってしまう。
次大阪行ったらお好み焼き行かなあかんな。