四国ツアーもあっというま。
最終日、松山。
やばいなあ。
めっちゃ楽しかった。
星空JETTのラスベガスグラインドなエロなステージ具合がモンドでよろしい。
前々からお客さんからも星空でやってください、と言われたりしていたので来れてよかったなあ。
と、思い出にふける時間もなく、あと3時間ばかりで、大分行きのフェリーに乗り込むニートビーツ。
うーむ、ツアー行程が10年程前くらいに戻っているのは気のせいか...
止まると死ぬんじゃー by 間寛平ちゃんの気持ちがよくわかる。
仮眠をとろうと、ホテルに戻ると、メールが来ていた。
イギリスのJOE MEEK狂の変態楽器店から来週、ファビュラスなマイクを送るぜ!!の連絡。
わ、出た、来た!! こ、これ、STCの4038ではないですか〜!!
眠気がふっとんでしまったわ。
STC 4038というマイクは60年代のアビーロードスタジオでかなり頻繁に使われていて、初期ビートルズのレコーディングでも使われている写真が残っています。
見た目は超不細工ですが、数々のアーチストが出たBBCセッションのドラムにもよく使われてる、イギリスマイクの名器ですな。
ずっといいコンディションの物を探していたので、最高に嬉しい訳です。
帰ってからレコーディング楽しみやなあ。
TOE RAG STUDIOでももちろん常備されていたし。
YOU TUBEでも観れる「Railroad Bill Skiffle Group」のTOE RAG STUDIOセッションの模様があり、
よく観るとVOCALに使われています。
TOE RAGと言えば、92年にイギリスに行った時にレコーディングに立ち会わせてもらったTHE KAISERS。この間、KAISERSみたいなバンドって他にいますか?と聞かれたので、THE RAPIERSとMILKSHAKESをすすめました。THE RAPIERSは現代のTHE SHADOWSって感じのインストグループですが、意外と歌ものがかっこいい。あとKAISERSのドラム、ジョニーがやっていたTHE BRISTOLSもいいですね。ちなみにボーカルのジョージはその昔、サイコビリーで、STINGRITESというバンドをしていました。95年、日本にKAISERSを呼び、一緒にツアーもしたんですが、その時、STINGRITESの7"を出して見せたらめっちゃ恥ずかしがって走って逃げたジョージ。
オレはポップな感じのSTINGRITESは結構好きやってんけど(笑)。
彼は今はBBC(やはり勤めるところも超イギリス)でイラストレーターとして働いているらしく、
次回のアルバムのデザインを頼んでみようと思ってる訳です。
そう、そしてKAISERSをもう一度、日本に呼びたい!!とラブコールを送っている訳です。