ある打ち合わせで銀座に行く。
銀座なんて普段行かないのでそわそわする。
こういうところに来ると歩く人みんながセレブに見える。
オレの田舎者の素晴らしい血は決して薄まることはない。
薄めるつもりも全くないのだが。
その昔...でもない最近の話だが、不動産業の友達に銀座で開かれるセレブな食事会に誘ってもらった。
まあ、興味津々というか、単に"おごるから来てよ"の一言で行った訳だが。
広すぎるロビー、広すぎるトイレ、広すぎる個室、多すぎるワインのストック(帰りに一本くらい拝借してもばれへんかな、と企むくらい)の場所だった。
多すぎるワインのストックの割には、フランスだかイタリアだかよく分からん小鉢セットみたいなものがどんどん出てきたが、そんなものをちゃんと食べたことの無いオレは"美味しいですね!!"と言い合うことも出来ずに終わった。
よく分からんのでとりあえず色々なワインを飲んだ。
サイゼリアのワインとは違うなあ、なんて事を言うと、みなさん、サイゼリア自体を分かっていらっしゃらない様子だった。
途中、ナイフとフォークがやたら余って困った。
タクシーでみんなで帰ろうと誘われたが、オレは断った。
なぜなら、無性に牛丼が食いたかったからだ。
地下鉄を降りると松屋があった。
あのときの松屋ほど"うまい!!"と思ったことはいまだにない。
しかし、銀座に本店がある「つばめグリル」のハンバーグはいつも"うまい"。
打ち合わせを終えて、秋葉原に足を伸ばす。
ロックンロールを作り上げるには小さな部品調達も大切だからだ。
きよし師匠ならまさしく「小さなことからコツコツと」である。
とりあえずラジオデパートに入る。
必要なパーツをメモした紙を見ながら部品を探していると、隣のケーブルコーナーでカップルがしゃべっていた。
ふと見ると、カップルは超ギャル系といった感じで、え、渋谷の109とかとちがうのん?、なんでラジオデパート??
っと即座に思ってしまう。それで、また、会話が面白かった。
「このベルデンのケーブル、超音いいらしいんだよねー。どうする、お前買う〜??」
って、おいおいおい、と思いながらも、そのベルデン製のケーブルはオレも使っていたので、思わず、「これ値段の割にはええで!!」と声をかけてしまう。
まあ、色々聞くところによると、親父さんがオーディオマニアでいい音には敏感な様子。
近々、自作で真空管オーディオを作りたい、と言っていた。
うーむ。ほんと人は見かけによりません。
その後、オヤイデ電気に寄る。
オヤイデさんのケーブル製品はよくスタジオでモニターさせてもらっていてお世話になっている。
今回も新しいケーブルが出ていたので、早速スタジオで試そうと思っている。
店員の佐々木くんとは結構長い仲。
もともとギターを弾く人なので、ケーブル選びを考えているバンドマンは店に行って、相談してみるといいと思う。
MR.PANがいいって言ってたから来たぜ!!と言うとサービスしてくれるかもしれない。
ギターやベースってアンプにつなぐケーブルだけでもかなり音が変わるからなあ。
パーツをひと通り揃えて、川崎方面に移動。
アメ車を売りたいという人がいるから見に来て、と言われてたので見に行く。
オレ、いったい何屋よ??って思いながらもアメ車と逢う時はいつもワクワクだ。
そこにはインパラが置いてあった。
エンジンが少し小さいやつだったけど、それにしても、ブレーキがあまりにも貧相なやつで、これはちょっと走りまくるにはちょっと危険だなあ、と話した。
イメージで言うと、原付を自転車のブレーキで止めるようなもんだ。
当時のアメリカはそれでいけたというのもあるけど。
それ以外はやっぱりかっこよかった。
全盛期のGMパワーを感じるデザインや。
その後、ロックンロールジプシーズの市川くんのお店に寄る。
人からプレゼントされると事故しませんよ〜!!っていうお守りのキーホルダーがあったので、
かっぱらってくる。
「それ頂戴!!」とねだった時点で効果が下がってしまった気もするが、まあいいか。
その帰り道、あ、この辺、知り合いの近所やった!!と思い出し、電話を入れた。
夫婦で近所で食事の最中との事。
無理矢理おしかけてパスタにピザ、バナナフレンチトーストを平らげた。
おしかけた挙げ句、また御馳走になってしまった。
ホント、いつもすいません。。。
と、全てタイミングの合った"うまい"日だった。
さあ、あしたは本格的にオレのスタジオ作業があるのだ。