2009年あとがき。
世間的にはパッとしたグッドなニュースが目立たない2009年。
不況やら不景気、ケイキ、ケイ...ああ、甘いイチゴがのっかったショートケーキが一番だ。
明日から新しい1年が始まる。
2010年か。
40s、50s、60s、70s、80s、90s、00s!?!?
00sってなんて読むんやろか。
ゼロス??
何十年かたって、「オレ、ゼロスの音楽好きなんよね〜」なんてなるんかな。
しかし、最近はほんと1年でめまぐるしく変わる。
毎年、期待の新人!!とかいわれて出てくるバンドマンも2年目には新人扱いされなくなるような、
冷たい業界でもある音楽業界。
余裕がないのか。みんななんかあたふたしてるなあ。
CDが売れない...不況と言われてから結構時間がたつねんけど、
オレは頑張ってるで。
だって、オレ、今でもCD、レコードめっちゃ買ってるで。
それは好きなアーチストや好きなレーベルが少しでも存続してほしいからね。
あ、関係ないけど、日本レコード大賞とかいうけど、レコードちゃうやん、ほとんどCDやん。
メーカーもリスナーも変なサイクルにのっかって音楽を動かしてるから変な状況になるねんで、きっと。1年通して、何月はCDが売れないから出さないとか、フェス前に出すとか、ようわからん法則の上にリリースとライブが決まる。会社の決算やから今は録音するの無理やとかどうのこうのとか...新人とりあえず青田買いで、安い制作費でどんどん出すとかなあ。
もう、そんなんでバンドマンが左右されているのを見ると腹立ってしゃあない。
会社やから仕方ないやろって言われても、決算に合わせて曲作りするバンドマンってどないやねんって思います。
昔、オレの行きつけだったレコード屋にはストーンズとビートルズが新譜と並んで、いつも棚に飾ってあった。なんで??の質問にマスターは「このふたつは今でも新譜だ」って言った。
永遠の新譜。
そういうことなんやけどなあ。
音楽は。
演奏。
楽しむ。
聴く。
楽しむ。
どちらにしても自己満足の世界というのは少しは大切なもんです。
先日、若いバンドが「メジャーデビューしたんですけど全然食えないんですけど、どうしたらいいですか...??」と話してきたので、オレは「メジャーデビューを目的地に考えてるなら長い目でみたらあんまり意味ないと思うけど」と言っておいた。メジャーの文字で売れるならみんな苦労してないし。"100%食える"という夢のある世界じゃなくなったというのも悲しいもんだが、オレはそんなことはどうでもいいんではないかと思っている。
今のご時世、そんなところを目指して面白い訳がない。
更に上、更なる自分、更なる音楽をもっと楽しんでくれや〜!!と言いたい。
いつでも、どこでも、いつまでも出来るのが本当のバンドだ。
キース・リチャーズが言う「左官屋やってたとしても、ストーンズはやってるよ」
である。
期待の新人!!、もいいけど、2010年は...
期待の中堅!!
期待のベテラン!!
ニートビーツもまだ新人やおもてたら、来年で13年目らしいです。
さあ、来年もドタバタでいきますか。
みなさんもよいお年を〜