東京でのワンマンが終了して、打ち上げから帰ったのが朝4時。
今度レコーディングを頼まれているバンドと午前中に打ち合わせがあり、寝たら起きれないってことで、そのまま寝ずにいた。
さすがに寝不足で、駅へと向かう自転車のペダルがやたら重く感じた。
打ち合わせ中に麻雀の話になる。
音楽と麻雀の話で急に燃えてくる。
オレは無類の麻雀好きで、全自動麻雀機を購入しようかと考えているほどだ。
そしてバンドマン麻雀大会を定期的に開きたいと思っているくらいだ。
小学生の時にファミコンが発売されて、親父に初めて買ってもらったソフトが「麻雀」だし、定期的に家でも親父やおふくろ、じいちゃん達と麻雀大会が行われていた。
今も携帯でゲームでするのが唯一麻雀である。
「麻雀放浪記」と言えば、阿佐田哲也。
色川武大という人物のペンネームでもあるが、麻雀界では「雀聖」と呼ばれて、実在した博徒です。麻雀やギャンブルというと目を細める人も多いけど、彼の著書からは人生哲学も読み取れるのでおすすめしたい。
全て勝つのではなく、少し負けているくらいがいい、という感じ。
相撲で例えるなら9勝6敗くらいがいい、という。
負けた時は、不運はここで使ったと思えばいい、という。
体はすぐにベッドにもぐりこみたい気分だったけど、気持ちが勝負モードになっていたので、そのまま帰らずにパチンコ屋に寄った。
やはり今日は「哲也」を打つ。
負ければ、明日は幸運が訪れるだろうし(笑)。
で、な、な、なんと、結果、前回の熊本に引き続き、大勝してしまった。
気がつくと、44000発。18万円弱の銀球が出ていた。
こ、こ、こわい。。。
途中、外に出て知り合いの楽器屋に電話をする。
「あのノイマンのマイク買うから置いといて」と、一気に使うことにした。
帰りにラーメンを食べる金額だけは残して。。。
一気に使う理由は「こわいから」。
あぶく銭など持っていたら不幸になるという考えですから。
新しいマイクでまたレコーディングすれば、幸せな気分になるだろうし。
そうだ、まずは今日打ち合わせしたバンドで使おう!!
勝負の中でしか生きられない人達がいる。
それを人はギャンブラーと呼ぶ!!
「音聖」目指して、今年も勝負の年ですな。