50回転ズと共に過ごした東北から移動して、5月2日は名古屋にいた。
鮎川さんの誕生日でもあり、清志郎さんの命日でもある。
打ち上げで鮎川さんの挨拶があった。
鮎川さんはロックの塊を宇宙規模で持っているような凄さがあって、
それでもって面白い。
本人はとても普通なんだろうけど。
俺は鮎川夫妻が色んな意味で大好きで、いつも僕等によくしてくれる。
打ち上げでの鮎川さんの挨拶。。。
「清志郎や川村カオリ、アベフトシ、俺達のロックの仲間が先にいってしまって、悲しいことにロックはそこにはずっとはおってくれん。でも、ここにいる俺達は毎日を生きて、みんなでロックしていこう...」
と話してくれて感動してしまった。
久々にコレクターズとも一緒で話がはずんだ。
加藤くんとコータローくんは二人でポッドキャストでトークを流しているらしく、
「おまえは絶対やった方がいい!!」とえらいすすめてくれた。
タイトルは「十三交差点26時」がいいとの事。
5月4日は十三FANDANGOだった。
十三はいい。
あの混沌とした上品でないところがたまらなくいい。
十三のとある金物屋でギター修理用にネジを2本買う。
「おっちゃん、これいくら?」
「あ、2000円。」
「高っ!!」
「ほな、20円。」
「ほな」って何やねん?
そこは普通「うそ」やろ。
で、おまけで3本くれた。
なんか高いんか安いんかよう分からん。
で、もって結局サイズがあわず、全部の5本のネジのうち1本しか使わなかった。
ほんま高いんか安いんかよう分からん。
まあ、ええか。
あ~おもろい。
そのまま、夜中にミナミに移動して、スリータイムスに乱入してギターを弾かせてもらう。
久々に飲み過ぎて途中から記憶がなくなり、翌日を迎えて京都へ。
そして、5月5日は磔磔。
ナベさん復活騒音寺とJAPAN 狂撃 SPECIAL。
最高。最高。最高。
アホすぎて最高。
全員アホ過ぎる。
既に楽屋で笑い過ぎて、二日酔いも一気にぬける。
このメンツでツアーしたいわー。
絶対おもろい。
一足早い夏がやってきた。
祭りじゃ、祭りじゃ、の一日。
5月7日は滋賀。
久々に滋賀。
磔磔を引きずったままの俺は爆発しすぎていた気がする。
久々に片山ブレイカーズと合流。
CD出たらしいね。
みんないいやつです。
応援してあげてね。
終演後、なぜかお化けの話になった。
話を聞いていると、「あそこ一番出るんですよ!!」というある空間で昼間熟睡していたオレ。
なぜ、この部屋だけ鍵が開いているのか気にはなったが、
誰か来て怒られたら謝ったら大丈夫かなあ、くらいの気分だった。
まあ、お化けが出ようが、とにかく、あの部屋のソファーはめっちゃ寝れるいい部屋だと思っている。まあ、どこにでもそういう話はつきもんなんで、それやったら、お化けもロックンロール楽しんだらええやないかい、と勝手に思っている。
5月8日は名古屋で久々のMODS MAYDAY。
10年振り?に近い出演でしたが、久々のオールナイトも楽しかった。
なにしろ好きなレコードが大音量で聴けることが素晴らしい。
クールなスーツでフロアを踊る。
そんな60Sなイギリスを体験したかった、と常々思う。
あ、名古屋。
「バンドマンのすべらない話」名古屋編、決定しました。
4月の新宿編もかなり面白かったので、楽しみです(プレッシャーです)。
5月9日はハードな一日。
深夜の名古屋を脱出して、千葉へ。
たくさんお客さん。
たくさんロックンロール。
たくさん笑い。
疲労なのか、ライブ後に喋っていると、何度か舌をかんでしまうくらいの感じ。
そのあと、そのまま移動して、朝方までPV撮影。
男はいつだってラフでタフでなければいけない生き物だ。