清志郎さんが入院したというニュースにはビックリした。しかしまたすぐに戻ってくることを信じてます。なにしろまだまだやる事ありますからね。RCサクセションと出会ったのは中学生の頃で、もちろん「雨上がりの夜空に」や「スローバラード」は好きだったけど、僕はフォーク時代のRCも好きだった。「宝くじは買わない」とか「僕の好きな先生」、「僕の自転車の後ろに乗りなよ」とか。特に「僕の好きな先生」は小学校5年の時に、僕の人生観を変えてしまった担任の森下先生とリンクするからだ。森下先生はいわゆる義務教育の表面的な協調性には大反対な人で、授業も給食も、全てアナーキーだった。担当はもともと美術で、勉強しろとか宿題しろとか一言も言わなかった。ただ、悪い事をすると、とてつもない鉄拳制裁が待っていた。それは罰ではなく、かっこよく責任を負いなさいという意味だった。なので、みんな正直だった。ま、もちろん親達には賛否両論だったけど。プロレスと漫画、ロングピースが好きで、僕の役は、毎週プロレス新聞を机の上に届け、朝の会の終わりで、藤波長州戦について談義を交わす。授業中にタバコをとって来てくれと、職員室まで走る。少しなら寄り道してもいいぞ、と言われ、他のクラスを覗きながら、オレは授業中なのに自由なのだ!!と自慢げに学校を歩き回った。とても嬉しかった。不思議な事に他のクラスに比べ団結力も強かった。プロレスに例えるとオレ達は新日本小学生だと思っていた。なので「僕の好きな先生」を聴くと小学校時代を思いだす。あのキース・リチャーズも復帰した。死神にまだまだおまえには仕事が残っていると言われたそうな。まあ、まだまだですよ。夢は残さずたいらげましょう。