昨日松山、今日高知。旅は続く。いろんな人と出会い遊ぶ。もうそんな生活を10年以上しているけど、毎回毎回楽しみが増えていく。松山ではスカポンタスの面々と海岸でバーベキュー。全裸で泳ぐ者。肉を焼く者。海の家のおじさんが突然差し入れを持ってくる。今回の松山泊まりは民宿。大部屋に男5人。薄い布団。そばがらの小さな枕。洗濯物に埋もれて寝る。東京出発してはや20日間。あとまだ2週間は戻れない。そんなニートビーツは絶好調。もちろんこのバンドにも、過去、現在、未来。。。があり、人によっては昔がいい、今がいい、なんてあると思いますが、今、ライブハウスに来てくれる人には現在のすべてを見せることができる。それが僕らにはサイコーだ!と感じる瞬間。あの年間140本をライブに費やした数年前に僕らはタイムスリップの途中だ。新人ドラマー、シャローも1年たてば若葉マークもとれる訳で、皆さんこれからもホント応援してやってくださいな。オレより年上、口下手、シャイガイだがよろしく。話は戻り、現在高知。土佐君にはまったく関係のない、土佐婦人会やら土佐病院みたいな、とにかくなんでも土佐がついている。カツオのたたきに舌鼓を打った居酒屋もこれまた「土佐」。昔、彼がラーメン屋でバイトしていた時は、よく薦めたものだ、「どさんこならぬ、土佐っ子ラーメンを開店しなさい!!」と。そういや前回泊まったホテルの近くの夜の大人なエステ的ないわゆるヘルシーなお店の名前が「ロイヤル土佐」。ニートビーツ的に考えると微妙に控えめなサービスが売りではないか?と想像してしまう。今回の宿泊先の近くにはヤシの木みたいなのが生えていて、これがまた南国を思わすのだけど、なんとなく今回の高知はとても良かったような気がする。対バンしてくれた皆さんもとてもいい人で面白い。刺青恐怖症(刺青を見るだけでげんなりしてしまう症候群)の人。格闘技が大好きな人。はるばる四万十方面から来てくれた人。次は四万十でライブいきましょー。なんだか四国にはあんまりロックンロールバンドがこないと聞いたので、そういったあまり知られていない地方もぜひ行きたい。もちろん四国以外にもどんどんと奥地に行ってみたい。行っても人が少ないかもしれない。予算がどうのこうので行かないバンドが多いかも知れない。でもニートビーツにはそんなことはまったく関係ない。そんなことはロックンロールの偉大さを考えればとてもちっぽけな問題だと思うから。たとえば、一人でもお客さんがいれば、その人に「これから君の地元でも盛り上げていってねー」と伝えていけばいいのだから。そして次会ったときに、ビートルズ最高ですね、ストーンズ最高ですね、チャックベリー最高ですね、と言ってもらえれたらそれでいいじゃないか!と思うのです。