みなさま。ありがとうございました。お世話になりました。これが最後のメッセージとなる予定です。あー悲しい...と行っても2006年の最後!!!と、言う訳で、久々に更新してみましょう。いやはや、ツアーも終わって一息ついているところです。更新しないといろんなところから「元気なの?」とか「なんかあった?」とか連絡がくるんですが、いやいや忙しすぎた訳で、いたって元気です!!とクリスマス・イブまでは言いたかった!!。イブの日は名古屋でライブでした。まあ、今から言うとぶっちゃけ体調は優れなかったのです。本番直前まで寝ていた訳ですが、まあ、ライブになると不思議なもんで元気に復活、そして、一気に東京にカムバック!!で、疲れた体を癒すかのように風呂につかり、さあ、今日くらいはめちゃめちゃこの体にばっちりフィットするベッドで寝てやるぜ!!と最近購入したベッド(ツアーのため数回しか寝ていないのだが)で豪華な睡眠をとるはずが、なんと3時間で目覚める。それも目覚め方がおかしい。とにかく、気持ちが悪いのだ。だるさ、めまい、悪寒。うー、風邪でも引いたか??ととりあえずココアを入れる。帰りに買ったパンと共に寝ぼけ眼で食していると、突然、胃のあたりと腸のあたりに不快感を覚える。とっさにトイレに駆け込み。
上げる、下す、上げる、下す、上げる、下す、上げる、下す、上げる、下す...
とシャトルバスの様に部屋とトイレを行き交う。でもって、その行為に疲れたオレはなぜかもったいないと思い、残りのパンとココアを一気に平らげた。で、数分後...
上げる、下す、上げる、下す、上げる、下す、上げる、下す、上げる、下す...
うー、急速に体がおかしくなっているのを感じながら、眠りにつこうとするが、悪寒と頭痛が気になって仕方が無い。午後になって、とりあえず病院に行く。
ドクター曰く...
「えー、おそらくノロウイルスです」
えー!!テレビを観ても最近の若いタレントの名前すら言えないこの流行に鈍感なオレが今流行のノロウイルスに乗ったのか!?ヘルメットをかぶったノロケイスケが看板持って出てきて「どっきりカメラです!!」とか言ってくれないのか!?とうまい事を思いながら、これといったいい薬もないという説明を受ける。とりあえずすぐに治りますから、という希望の診断結果に胸膨らませながら帰宅。世間はクリスマス。オレは呪(ノロ)クリスマスだ!!全員ノロってやる!!とまたうまい事を考えながら、帰り道の途中、ケーキ屋ではカップルやら親子がクリスマスケーキを選ぶ光景。観てるだけで吐きそうだ...とそそくさとベッドに潜り込む。とはいえ、喉だけは乾く。大量の水は無理だとしても、少量ならいけるか!?と鳥の様に微量ずつ口にする。お、いけるやないか!と更に微量ずつ口にする。で...
上げる、下す、上げる、下す、上げる、下す、上げる、下す、上げる、下す...
くっそー、ばれたのだ!!微量が重なり、大量になったのをノロ野郎は見逃さなかったのだ。頭いいな、ちくしょー、ノロウイルスめ!!。鏡を見ると昨日よりやはりちょっとゲッソリとしている。そこで、オレは一応体重計に乗ってみた。日頃、64キロくらいの体重が63キロになっていた。とりあえず寝る事にした。その辺の赤ん坊より寝てみた。目覚めても無理矢理目をつぶった。音の出る物は全てシャットアウトし、とにかく寝た。2日間くらいだろうか...真っ暗な部屋で目覚めた時、エイリアンに出てくる宇宙船で冷凍睡眠していたかの様にここはどこ??という状態だった。髭が生えていた。うーん、あ、そうか、オレ、ノロにやられていたんだ。お、体が軽い。生還していたのだ!!ノロウイルスは元々潜伏期間が短いらしく、急に治っていた。医者が言っていたとおりだった。目覚めた理由は喉の乾きと、空腹だった。恐る恐る、水と食料を口に運ぶ。微量がかさなり、そろそろ来るか!?と思ったが、体は拒否反応を起こさなかった。嬉しさのあまり、スーパーやらケーキ屋に行き、食料を買い込んだ。おっと、食べる前にしなくてはいけない体重測定。61.5キロだった。3日間で2.5キロ減った。オレはノロノロではないノロダイエットに成功したのだった。
皆様ノロには気をつけて。
来年もニートビーツ10周年よろしくどうぞ!!