そろそろ植物動物みんな起きるころ。さて、こちらもばたばたと睡眠不足ヨロシクでやっております。前述の通り、神戸、松山、高知、大分、久留米、山口のライブは得るものが多し。4年越しに初めて観る事が出来ましたというお客さん。遠くからやってきましたというお客さん。バンドはライブやってなんぼやで!!とやはり確信したプチツアー。まずは山口から10時間余りかけて帰京。仮眠後、BAWDIESの若手ロイくんとRADIO CAROLINEパッチと雑誌の音楽対談。イチゴを頬張りながら、50〜60年代を振り返って、あーだこーだと語る。音楽話は尽きませんなあ。ROOFTOPの椎名さんにも我らが「GRAND-FROG STUDIO」に興味を抱いてもらい、リバプール・サウンドのレコーディング方法を語りあう。そのうちガツンと特集でもやってもらいたいところです。その後、クハラカズユキ、クスベシンヤ、両ドラマーと飲む。ここでは言えないバカな話、真面目な話で散々頷く、笑い転げる。帰宅して、旅中にたまったCD、レコードを聴き始める。最近のヒットはアメリカのROUNDER LABELから出ているJAMES HUNTERの新譜。とってもいかす。SAM COOKEを敬愛する僕にとっては最高の1枚だ。VAN MORRISONも認める現代のブルー・アイド・ソウルの雄。1STアルバムの日本盤にはピーター・バラカンがライナーを書いている程だ。約10年前、イギリスで観たリンク・レイのライブに前座で出ていたJAMES HUNTER。初めて観てすぐにはまった。その昔、彼はHOWLIN' WILFというブルースバンドを率いた。マニアには絶品として評価されている。LPはとっくに廃盤だけど、イギリスのBIG BEAT/ACE LABELからCD化されているので気になる方はぜひ探してみていただだきたい。一段落したところで妄想タイム。あーしたい。こーしたい。スタジオはそろそろ本格的に内装工事が始まりそうだ。アメリカから内装材が着くのをひたすら待っている。機材達も順にメンテナンス入院に入り、昔の写真集を引っぱりだして、SUN STUDIO、CHESS STUDIO、OLYMPIC STUDIO、ABBEY ROAD STUDIOの風景を研究する。そして妄想している間に夜が明けて、髭が生えている。昼間はバイクに乗って出かけたいし、イチゴ部としてはイチゴ刈りにもいきたいところだ。プラモデルも作りたい。曲も作りたい。そろそろポンティアック君にも乗りたいと思う快晴の今日。