
ああ北陸までやってきたなあ。長いツアー生活の終盤戦としては最高の締めくくりではなかろうか。戦国時代好きなオレとしては前田家、上杉家が近くに感じるこの地方が好きだ。大好きな武将、前田慶次郎に上杉謙信に景勝、そして直江兼続。兼続は上杉景勝の家臣で愛の文字をもよおした兜で有名な武将で、慶次郎の生涯の友であるとされている。景勝の代わりに兼続が天下の家康に送った文が直江状といわれている有名な手紙だ。「あきらかに負ける戦とわかっていても場合によれば我らは一戦を交えるぞ」という武門を大事にする謙信以来の上杉家の魂が明確に表現されていて一世の名文として語り継がれている。そしてなんと来期大河ドラマだ。配役には充分な配慮をお願い申す!ああこれなら、最後はこのまま米沢の上杉神社まで一気に駆けたいものよ。