スーパースター、ブロンド...このワードはいかにも80年代を想わせますな。
自分より背が高いブロンドの女性が大好きで有名なロッド・スチュワート。そういう80年代の華やかさとノリをそのままにしていた様な気がする。
大阪は70年代の曲も多かったけど、東京は80年代寄りな選曲でしたな。
クラッシクス...という名の如く、定番曲が多かったけど、望んでいたfacesの曲はやらへんかったなあ。アンコールでセイリングを1回のみして去ってしまったロッドですが、大阪ではみんな「stay with me」をやるんだと思い込み、みんな「え〜、もう終わり!?」みたいな感じでした(笑)。
現在Facesのリハをしているとかいう噂を既に知っているのか、前列のオジサンは深読みをしていて、「facesで次来るから、今日はせんかったんや」と言ってました。カッコいいロッド、というより可愛いロッドの印象を受けた今回。大阪より東京の方が全体的に良かった気がしますな。
ストーンズのミックとかに比べると、そのロックパフォーマンスはさすがに物足りないけど、歌いきるバラードや、ずっとサム・クック教なところ、常にサッカーが好きなところ、MCがダジャレっぽいところ、アンコールにすぐ登場するところ、それにちょっと関西ノリなところが面白くて好きでしたなあ。武道館の帰り、隣の外国人が日本語で「あれ、お笑いでしょ〜!?」と言っていたのが笑った。ニートビーツもそんな感じなのかもなあと思ったり(笑)。
しかし「マギー・メイ」や「もう話したくない」、「セイリング」といった名バラードはロッドの声が一番似合うな。涙が出る名曲です。
武道館は意外に友人が多く来てた。ラッキーな事に、5列目で観れたので、LAWDYが持ってきたタータンチェックのマフラーを借り両手で、かざしていたが、ロッド様気づいてくれただろうか??
「ホット・レッグス」で恒例のサッカー・ボールをステージから客席に蹴り込むロッド。20個以上は蹴ってたかなあ。意外な脚力で3階席にも届いておりました。今回、チャーター機で来日したロッド。何回か結婚している彼ですが、あらゆる家族を連れて来たようで、その辺もまたスーパスターらしい。子供のまま60代になった感じもいいですな。バックバンドはロイヤル・アルバート・ホールのライブDVDでのメンツ。DVDではロン・ウッドもゲスト参加している。MCも字幕付なので、結構面白い。しかし、サックスの女性、ロッドより背が高くて、ブロンド。きっとタイプなんやろなあ(笑)