関西に戻って来ると、朝の番組「痛快エブリデイ」が観たくなる。木曜日??の恒例コーナー、「男がしゃべりで何が悪いねん!」これ最高。ぶっちゃけ「答えてちょーだい」より数段面白い。ざこばがマジきれするのもサイコー。きん枝の微妙な切れ味の悪さもサイコーだ。昼間からたかじんも観れる。ほんと東京ではまったくテレビ観なくなったからねー。やっぱ大阪いい街だな-。また来るでー。待っといてやー。
和歌山到着。リハ後にメンバーを連れてもちろんラーメン屋へ。もちろん和歌山ラーメンだ。まず、ゆで玉子をかじり、そしてラーメンと寿司を食べるという伝統の方程式で平らげる。で、もって実家へ。今夜の楽屋、アンド、ホテル、ニートビーツ一行は我が実家に宿泊だ。おふくろが出迎える。「真鍋旅館へようこそー」。愛犬ロック君もちぎれんばかりにしっぽを振って吼えまくる。君、喜んでるのやら怒ってるのやら...ツアー関西週間始まったなあ。しかし、梅雨あけたら一気に暑い!!どこかでひと泳ぎしたいもんだ!!
しっぽりマーシー(田代まさしではない...)と飲む。といっても雑誌の対談ですが。テーマもなく、持込んだシングル盤を色々かけながら、あーだこーだと言いながら飲む。レノン&マッカートニーの曲でI'm in loveというのあって、FOURMOSTというバンドにその曲を提供するのだけど、なぜビートルズ名義で出さなかったのか??めっちゃええ曲やのに〜とか...前回のストーンズの大阪公演でミックとキースが喧嘩したとか...最初に買ったレコードか...そういやこういう話したことないなあ、と楽しみました...ストーンズやビートルズをあまりしらない音楽雑誌編集長が来たので、それはいかん!!!という事で1年に1回、その編集長にロックンロール・テストをしようという事になる。ストーンズ、ビートルズは必ず全部聴いてください。あと、今の日本の音楽雑誌はまったく面白くないのでなんとかしてほしい!!と頼んでおいた。70年代や80年代の方が音楽雑誌はとても面白いということ。イギリスのNMEみたいに落ちぶれてはいけないのだ。
といっても、日頃、落ち着きがないので、常に動いている。いや、常に遊んでいるといった感じか。まあ色々と仕事も積もっているので、新潟のライブから帰ってきて、パッとこなす。最近、電動の草刈りマシンを購入。マキタやらリョービやらそういった機械メーカーにも詳しくなったオレ。日曜大工店でギターを選ぶかのようにいろんな機械を眺めるのも好きだ。こいつはいい刃を使っているな...とか、軽いな!...とか。家の周りにのびた雑草を汗だくで刈る。先日、撮影で使ったツナギを着て、虫よけスプレーをふる...草刈り作業、これ、意外と体力と腕力がいる。子供の頃に実家の畑の草刈りを手伝ったりしたので慣れてはいる。一汗かいたあとは、風呂に限る!!という事で、伊豆にでかける。家で普通に風呂に入るより温泉だ!!という事で出かけるが、これ意外と遠い。しかし、田舎に行くと思う事は変な博物館が多い事だ。「ろう人形館」...とってもかわいい子供ベティちゃん人形!!とか書いてあるけどそれいったい誰なのよ??、そして「怪しい少年少女博物館」...怪しいって何よ??世界一の「ねこ博物館」...ほんと??、ってな感じで。そして、波打際に作られた露天風呂を発見。しかも混浴!!という事で、高校生レベルのワクワクを心にいざ行くが、長距離トラックの運転を癒すかのような金のごっついブレスレッドをしたおっさんしかいませんでした。死ぬ程鮮魚料理を食らった後、次は御殿場へ。でかいアウトレット・モールがあるという事で行ってみる。場所はかなりでかいが、オレみたいな男子が好む店はあまりなかったなあ。女子なら喜びそうないわゆるブランド店がいっぱい。しかも常に安いらしい。しかし、敷地内の店で食べたハンバーガーはまずくて高かった。
テレビを観ていると"騒音女"の裁判...とテロップがでている。奈良のおばちゃんの事らしい。京都のバンド、騒音寺より騒がしいらしい。そのおばちゃんは近所と色々トラブルを起こしつつ、ベランダからラジカセを外に向けて一日中、フルボリュームで音楽をかけていたらしい。前に大音量で音楽を聴くのはいい事だと思う、といった感じを述べたけど、人に無理矢理聴かすのはただの迷惑以外何もない。そしてその50代らしきおばちゃんがかけていた音楽は...「ユーロビート」。これにはさすがにうけてしまった。なぜになぜに??演歌や軍歌系なら分かる気がするが。裁判官なら必ず聞くね。
「あなたみたいな方がなぜユーロビートを選んだのか??」
本日は打ち上げもそこそこに帰宅。凄まじく眠いがこれまた耳鳴りも凄まじい。なので酔っぱらってはいるが映画を観たりしてしまう。大体オレ側サイドでロイヤルやローディが演奏すると苦情が出る。ギターの音がでかい。昔、下北沢のシェルターでマーシャル3段積みにトライした事がある。ジミヘンはどれくらい音がでかかったのか??ドラムのミッチー・ミッチェルがギターの音しか聴こえなかった...と何かに書いてあったので試してみたのだ。案の定ギターしか聴こえなかったのでマイクは立てなくてもOKだった。家でレコードを聴く時も音がでかいが、これがまた心地良いからやめられない。まああまり迷惑なのもどうかと思うので苦情を近所には一応説明をしている。「ロックンロール聴くもんで、でかくてすいません」と。たまにツアー先のおみやげを届けたりもしている。だから近所のみなさんは知っているのでOKだ。日本の住宅事情は場所も狭いが心も狭い。アメリカに遊びに行ってた頃は夜な夜なパーティーが友達のウチで開かれたが苦情はなかった。音楽は大きな音で聴くものだってみんな知っている、と友達は言っていた。そこがやはり根本的に違うのだ。練習も自宅のガレージでやってしまう。だから60年代にはガレージ・バンドというジャンルも生まれた。唯一、心が解放される場所がライブ会場だ。めいっぱいアンプのボリュームを上げれるし、大声を出せる。お客さんもイェー!!と叫ぶことができる。やっぱりツアーはやめられんなあ。1本減って行くごとに、1本増やしたくなるこの心境。さあて、このBIG BEAT MIND TOURって一体いつまで続くのだろーか。よし、旅の準備だ!!
サヨナラよ。サヨナラ勝ち!!延長延長!でサヨナラよ!今岡の犠牲フライで。9回のバント失敗してたからこれまた今岡にも嬉しい事やったやろね。そごうデパートでしこたま食料を買って、ビールとメガホン、風船を手に甲子園の夜は更ける。わざわざ東京から行った甲斐があったわ。ツアー前にいい試合をサンキュー。ワタクシの元気の源となりましたわ。六甲おろし合唱で感動感動。トラッキーもはしゃいでたしなあ。最近エロネタが多いトラッキーもいいぞいいぞ!! 伝統の巨人3連戦、初戦勝利とはいい感じ。たかが野球されど野球。甲子園の阪神戦はサイコーのロックンロールショウなのであります。ストーンズ級です。はい。まああとはもう少し打線が良くなればねー。もったいないシーンもあったし。金本のアニキはいつもサイコーですが。しかし巨人応援団の皆様はやりにくいやろなー。あれは...で、提案。ミュージシャンの端くれとして思う事は応援する時の曲をもっと色々考えた方がいい!! パンチが足りんのよ。このなんていうか曲終わりの決めッ!!的なやつ。阪神の場合は結構、その、メガホン叩きで最後決めれるようなロックンロールな感じがあるのよね。ワンパターンなとこがまたいいのよね。いったれー、おらー、みたいな。こらー敬遠なんかすんなー、みたいな。これ3コードのロックンロールといっしょですわ。
風船を。ピーッと7回に飛ばしまっせ。どおくまん...花の応援団ばりに応援するで。今週の伝統の阪神巨人戦。ツアー始まる前に景気付けにいってまいります。巨人は青い稲妻、松本がいる頃が一番好きだったんだけどなあー。阪神がんばれよー。
モバイル日記のMR.ROYALは今も頭を下げたままだ。「黄色いヘルメット」と「誠に御迷惑をお掛けしています」看板が良く似合う。まさに安全第一。オレの親父はその昔、住友金属というその名のごとく、堅くて固い会社に勤務していて、挨拶言葉はいつも「ご安全に」だった。まさに次のツアーも「ご安全に」と言ったところですなあ、ROYAL君!!。
ツアーが始まるまでも色々と地方に行ったりとほとんど家にいないのだけど、たまに帰ってくると玄関で大きなカエルが待っている。大阪から東京に引っ越して早4年。最初の年から毎年この時期になるとカエルが現れる。とてもでかいカエルだ。それも玄関の前で待っているので踏みそうになる。そして全然逃げていかないのでたまに困る。一度、酔っぱらって帰って来た時、踏んでしまい、一気に酔いが覚めてしまった時がある。その日、カエルを手に病院を探し回る夢を見た。死んでしまったか??と心配していたら次の日の夜、また彼はそこに居た。人間生まれ変わるという人もいるが、最近なんとなくそのカエルが知り合いっぽい感じがして仕方がない。君はいったい誰なのか??そして今日も彼は待っていた。