じゃーん、とギターを弾いて、わいわい、と喋った後は、アドレナリンが天然温泉のようにわき出てとまらないので、帰ってからもギターを弾いて、レコードに針を落とし、少し本を読む。
でないと、眠れない。
完全なるライブ中毒者ですが、昨夜、久々に出してきたセルマーのアンプがまたいい音で鳴ってくれた訳なのでこれまたしょうがない。
マニアックな話ですが、俺の単純な結論としては、真空管のギターアンプの選び方としては、真空管の中で整流管というものが使われているかどうかな気がする。
そう、昨夜のアンプはGZ34という整流管が入っていて、大体この整流管が入っているアンプは個人的に好きな音が多いことに気付く。
これまたザ・ピーズのアビさんも真空管好きで、今では真空管を見ながら酒を飲めるという強者だ。
お気に入りのギターとアンプでスリーコードを鳴らすと、天国のような気分になれる。
あー、ほんま、やめられまへんなあ。
ロックンロールというワードは今では大衆言葉で、この60年近くで一般的な感覚に近づいた訳ですが、このピンポイント感覚が俺にはとても大切なのですね。
ギター、ベース、ドラム、マイク、アンプ、レコーディング機材...
それぞれのポイントを定めてやるともうその世界から抜け出す事は不可能なんですね。
その昔、 " ロックンロールに勝るものなんて何もない。だから、ロックンロールは永遠に終わらない"とキースが言いましたが、単純な文章といえど、それは全く大衆的ではない深い言葉だと感じた訳です。
ブルースマンのロバート・ジョンソンのレコードを聴いて、空気感と戦う録音を目指すんだ、っていうのはまさしくストライクなポイントなんですよね。
さあ、レコードのB面が終わればおやすみといきましょう。
今日はコレクターズですな。
ライブの後はトークショーもあるようで...これまた、中身、進行、一切知らず...(笑)
まあ、それはそれで、オモシロクナールでも飲んでおきますか。
お客様から頂いたもの。すでにウチに3箱もあります。
成分(2錠中)
ウケテショウガアレフェン
ワライトマラフェン
ミンナエガオナール
ドカンウケルン酸
スベリシラズン酸
コナイウケルノナーゼ
スベルキセン
使用上の注意としては、スケジュールに空きがなくなる可能性もあるそうです。
久々の更新ですな。
7月後半、少し休めるかと思ったら、やりたい事がたまっていたのもあり、気が付けばあっという間に時は過ぎておりました。
横浜の車屋にパーッと向かったある夏の午後。
空を見上げると、パーッと飛行機雲が残ってましたわ。
ああ、20年前のグラウンド。
同じ光景やな。
野球の練習試合中。
「わー、飛行機雲や」とボーッと眺めながら、ああ、あのコは部活をしてへんから、今頃家にいるんやろか。来年の今頃は俺は何をしてるんやろか。はたまた高校卒業したら何しよかなあ。今さら勉強して進学出来る訳無いし、適当に大阪の予備校でも行こかなあ。。。
とか考えてたら、打球があっという間に飛んできて、思いっきりエラーして、みんなに怒られた...
と、最高の思春期を過ごしていた訳ですが、今の俺はあの時の俺に言うでしょう。
20年なんかあっという間やで。
ちっちゃい夢もちっちゃい悩みもなんとなーくかなったり消えたりするで。
それでも暑い夏は繰り返すんじゃ、と。
そして考えてることは昔も今もさほど変わっとらんよ、キミの場合。
スタジオの大改装をしているので、パーツや工具やらを揃えるのに秋葉原にも数回行く。
細かいマニアックなパーツの事で会話が盛り上がっている空間は異様で絶妙。
AKB48の名の由来は秋葉原らしいですが、俺はきっとAKG315という名前にします。
由来はAKGサイコーだからです。
やはりAKG社のマイク、D19は素晴らしいルックスとサウンドだからです。
でもって、パーツを揃えた後、知り合いのエンジニアさんと二人で「半田付け24時間」をいたしました。おそらく400個以上のコネクターとケーブルを半田付けをして、回線を引き直した訳ですな。ケーブルを引き直したい & 膨大に増えた機材を整理したい、という欲望のまま作業にうつったのが大間違い。なあなあ人少なすぎるんちゃうか...とつぶやき始めたのが12時間経ったころ。しか~し、俺達の人生に後悔の二文字はいらないぜ、と、なぜかかたくなに人を呼ばないことに決めて作業をすすめた訳です。でもって気が付けば24時間。ロックンロール24時間ならぬ、半田付け24時間。
そういや、その昔、ジャックバウワーの"24"が話題になり、ドキドキキャンプのジャックバウワーネタが面白いあの頃。ツアー中のとあるハンバーガー屋のドライブスルーでジャックバウワーの物真似をして、「チーズバーガーセットを一つだ~飲み物はコーラだ~さあ早くするんだ~」とマイクに向かって言うも、店員さんはとても冷静に「他にご注文は??」と返されて、えー、不発に終わったかあ、としょぼくれて窓口に車を回すと、その店員さんはおもいっきり外国人の方でした...というオチ。
で、なんやかんやと7月を終え、8月。
とりあえず久々にバイクを走らせる。
久々に走らせるしなあ...と、家でオイルやらプラグやらバッテリーやら換えてみる。
ふふふ。やはりツナギに工具ってのは男の証だぜ。
工具箱っていうのは、夢のおもちゃ箱だぜ。
とかなんとか考えてる間に汗だく。
さあ、ちょっと試走だ!!と、「ぬーすんだバーイクで...」と尾崎豊フレーズを思い出すも...うーむ。「自分名義のバーイクで...」やなあ、こりゃ。
そして、夜中から、CLUB QUE二位店長の誘いで川崎あたりまでツーリング。10台以上固まって走るのは久々で楽しかった。VIBESという雑誌の取材らしく、カメラに向かって走行シーンをパチリパチリとフラッシュされる。VIBESの見開きのグラビアページをベテランローディーのQ太郎(38歳?)が女装やらなんやらで、ビキニ着てやればええねん!!と推薦する。想像するに"バイブス"ならぬ"やばいブス"となるなあ。
そしてライブ。
8月1発目は熊谷。
"あつべえ"の熊谷。
"あつべえ"か。
"あつ太郎"もいいと思うけどなあ。
"たまねぎ太郎"みたいなスナック菓子が作れる。
あとはストレートに"あつこ"とか。
熊谷で"スナックあつこ"とかずばりですな。
しかし熱かったなあ熊谷。
まあ今年はどこも猛暑みたいですが。
そして山形県の最上に向かう。
会場がスキー場と聞いて、涼しさを連想して行くが、大間違い。
そしてラフィンノーズと久々に再会。
やっぱりラフィン大好きや。
チャーミーのあのT-SHIRTSの柄も昔と一緒。
ポンのあの仕草も昔と一緒。
ベレーくんが朝6時から釣りに出かけてたのもおもろい。
ベレーくん釣果1匹。
前日の俺、釣果0匹。
ベレーくん、あの竿の仕掛けは俺が作ってんで。
浮きと重りのバランスばっちりやろ〜。
ライブも心地良い。
夜空に星。
山から風。
そしてばっちり温泉も堪能して帰ってくる。
朝に家に着き、明るすぎる日差しと暑さのせいか、眠れず。
そのままバッティングセンターに向かい200球を打ってみた。
手袋を忘れて手の平にちょっとマメができた。
あ〜あ〜、と、空を見上げると飛行機雲がない朝でした。
じゃーん。修理に出していたAKG D19マイクが戻ってきた。ビートルズのエンジニアでもあったジェフ・エメリックのお気に入りでもあった一本。このBKというゴールド・タイプは姿も音も美しい。
ブーン。破れていたシートも取り替えて、さあ、久々にお前と走ろう。地面のオイルの跡は男が仕事をした証拠だ。
ジリジリ。ザッツ最上。赤倉温泉。屋根が熱いなアイウエオ。日本景色。
サラサラ。釣れずとも、釣り糸を垂らせば、一瞬でも時間を止める事が出来るものです。
ニャア。招いて招いて、今日はあたしがここの八百屋の店番です。今日はいっぱい売れたニャア。
アスパラメッカ。クラブ食堂... クラブキュー。クラブクアトロ。クラブショクドウ。
アラ〜おひさしぶり。小料理。たちより。最新レーザーカラオケ完備。酒王。初孫。忘れてはいけない日本語全集。
ちょっとだけよ。親子代々踊ってきたという伝説の名店。"おどりこ"。ハイボールなんか子供の飲み物だぜ。俺はスーパーニッカだぜ。
ボウボウ。夏のスキー場は段ボールさえあればいくらでも楽しめるはずだ。冬が近づくと、2週間かけて散髪される。ん、ん、灼熱の太陽の下、中腹に登ったの誰?
ん、ん、江頭さ〜ん...あ、土佐か。
あ、最後に忘れてました。そういや選挙もありましたね。当選おめでとうございます。
あ〜、あつし...あつし...
いやはや怒濤スケジュールの7月が一段落。。。
さすがに疲れて...ないっす!!
まずは8日、とりあえず、すべらない話in名古屋編、盛況に終わり、ほっとしております。ライブやる方がどんだけ気楽か...と、出演陣が全員毎回言っております。
次回は9月に大阪編というのが進行しておりまして、これまたトークオンリーなのか、セッションありなのか、まあ、とりあえず、またネタをメモする日々が続きそうですな。
翌日、長野に向かいJでライブ。名古屋に宿を残してきたため、終了後にまた名古屋に戻る。10日に名古屋ell.SIZEでライブ。昼間、大須観音あたりを歩いていると、鳩山由紀夫前首相の演説会場を発見。いきなりSPさんに止められる。俺も演説したいなあ、と訳のわからん事を言うてしもたからかなあ。リハが終わって社長しげさんとお茶とお菓子でだべったあとに、再度街へ。レコード屋によって数枚いいのをゲットして、そのままふらりとパチンコ屋に。新しいエヴァンゲリオンを打って、微妙な戦績。で、ライブ終了後、そのまま車を飛ばして都内へ。翌日11日。2時間の仮眠をとって昼間から新木場でライブ!ライブ!。なごり惜しいが、俺はライブ後すぐに羽田空港へ。広島でマックショウのトミー神田イベントでDJするため。空港のロビーで熟睡してしまいそうなくらいに睡魔が襲ってきた。さっと飛行機に乗り、とりあえず気を失う。その日、低気圧かなんかの影響で飛行機がめっちゃ揺れますよ~的な事を噂で聞いていたけど、目が覚めたら広島に着いていた。席の横の人がえらい真っ青な顔してたので、揺れたんですか?と聞くと、こんだけ揺れて、よくあんだけ寝れますね、と不思議顔。船やら飛行機の揺れが好みの俺にとっては逆に熟睡の要因になったようです。空港からバスで広島市内へ。ここでもまた、熟睡。市内に着いてふらふらと会場を探し、景気付けに普段あまり飲まないビールを5、6本立て続けに飲むと、目が覚めてようやくDJモードに。この日の神田ナイトは43歳TOMMYバースデーにDJ。神田ファミリーが集結していた。お袋さん、兄、姉、どっからみても全員最高のやばい不良。打ち上げ会場に移動し、あまりにも腹が減ったので、途中抜けてラーメンを平らげる。平らげた途端、一気に体の電池がなくなり、予備電池を作動させてぎりぎりホテルに戻る。そのままベッドに倒れこみ、主電源が完全にオフ。しか~し、ホテルのバイキングチケットを手に入れていたため、3時間充電後に朝食。死ぬほど並べられている目の前のバイキング皿を見ただけで、腹がいっぱいになり、結局オレンジジュースとゆで卵とトーストで済ますという、バイキング意味な~し!!状態で終了。そのままホテルからタクシーでとりあえず駅に向かい、早く着きすぎて悩んだ挙げ句(実際悩んでないけど)、駅前のパチンコ屋に入り、花の慶次を打つ。先日の名古屋のエヴァンゲリオンが微妙な戦績で終わったために気合いを入れる。1000円で25~30回転回るいい台を見つけ、傾奇者になる。連勝が続き、知らぬ間に時間が過ぎて、帰りの飛行機の時間にやばくなる。空港に着いて走り走って最終案内ぎりぎりで乗り込む。ANAの人に謝りながら、いやあ、思わず傾いてしまいましたよ~、と言ったら、何を言うてんの?この人?と不思議顔。もちろん帰りも気を失う。家に着くと、頼まれているバンドのマスタリング作業を2曲ほど。やっとマイベッドで寝る。13日は新宿RED CLOTHで出張PA。最近のRED CLOTHは音が違います。頗るいいです。機材、マイクをいかしたビンテージに入れ替え、ケーブルも配線し直した。今月頭に8時間かけてみんなで半田作業に没頭した甲斐もあり、いい感じに仕上がっておりまする。14日はフランスのオーディオ雑誌??みたいなところの取材がスタジオに来た。今ヨーロッパでもビンテージやらモノラルに興味を抱く人が多くなっている模様。そのフランス人曰く、秋葉原は世界的に見てもパーツ的に揃いやすい街らしく、今回は団体様でパーツ買い付けに来ているらしい。あの名映画監督、ビンセント・ギャロもオーディオやらのビンテージ機材が好きで、個人的に秋葉原に来るらしいですね。15日は先に大阪に行き、MBSラジオの収録。MBS好きなんですわ。じいちゃんの影響で朝の名長寿番組「ありがとう浜村淳です」で幼少期を過ごした俺にとってはMBSがどうしても好き。喋り倒して、16日は京都磔磔へ。新幹線に乗ると祇園祭りに向かう外国人御一行様と遭遇。「祭りじゃ、祭りじゃ」って言うねんで〜とレクチャーしてると、発音的に「まとぅりじゃ〜。まとぅりじゃ〜」になっているのが最高にナイス。祇園祭りに負けず劣らずの磔磔祭りを開催して、そのまま夜に岡山に移動。17日の岡山では高木マヒコ達と一緒。ヤミーズのみなさんもよくニートビーツのライブを観に来てくれているので雰囲気のよいイベント。ライブも最高に熱く、おもろかった。しかし、マヒコ達アホ過ぎて、俺、あいつら大好きです。めっちゃおもろい。地元の後輩のノリでつきあえるからこれまた最高にナイス。冬にはGRAND-FROG STUDIOで彼等の2枚目のアルバムの録音プロデュースをする予定。そして夜、そのままマヒコ達と飲み明かす。翌日の広島が朝8時出発にもかかわらずはしゃいでしまう。18日、ヘロヘロで広島に向かう。ライブハウス、ナミキジャンクション主催のイベント。11時入りという超午前リハを行ったあと、昼飯を平らげて、仮眠しようとした瞬間、目の前にパチンコ屋現れる...げ、げ、行くしかないか...とエヴァンゲリオンと花の慶次で22000発。勝利の興奮のまま、クアトロで若手バンド達に混ざってはしゃぐ。ライブが終わって、泊まると思いきや、そのまま800キロを走破して都内へ。雑用をこなしつつ、あっという間に21日。「キノコホテルのCD買っといてくれ!」と親父から連絡も入る。って、いつどこでそんなんチェックしてんのよ、親父〜。灼熱白熱のライブ後、QUEで打ち上げ。深夜3時を回り、どうやらまた体の充電が切れた模様。ふらふらと家路に着いて、映画を観ながら寝る。最初の20分しか観れていない事に朝起きて気付く。昼間、上野方面に向かい、頼んでいたレコーディング機材のパーツを受け取って、そのまま新宿RED CLOTHへ。ロンサム、サックスナイトの日。照明係として遊ぶ。そして今。家に着いて高倉健の「野生の証明」を観ている。
さあ8月に入れば、レコーディングの準備をして、アルバム制作にとりかかろうか。前に結構録音しているものもあるので、ひっぱり出して、作業再開といきましょう。
つかの間の休息のあと、また秋から怒濤のライブスケジュールの模様。
一年なんかあっという間ですな。
そう、最近、新宿レッドクロスで月1ペースで、あたくしが白衣を着てPAを担当するシリーズも始まりまして、ニートビーツ以外のスタジオ録音仕事も詰まっておりまして、野球チームを作ろうと、暇があればバッティングセンターでバットを振ったり、ボウリングを投げたりしてますが、その上、バンドではなく、裏方にこだわったエンジニアチームを組もうという提案がありまして、そのうち、白衣を着た4、5人の男達で結成されることでしょう。
あ〜長文。
街角のコーヒーショップ。
「DOUTOR COFFEE」を見かけると頭の中で勝手に漢字に変換して、「怒濤珈琲」としてしまいますが...ちなみにフラカンことフラワーカンパニーズは「不羅漢」としてしまいますな。
というわけで、まさしく今月は怒濤のスケジュールでしたなあ。
ブログもご無沙汰ですが。
忙しいのはいいこと。
音沙汰がないのが元気な証拠。
という訳で久しぶりっす。
色々、総まとめは後日ってことで、とりあえず、次回レコーディングに向け、留守中に色々荷物が着いた今月でもあります。
じゃーん。初期ビートルズマイクとして有名なロンドンレズロマイクとステレオバー。もちろんこのマイクも稀少ですが、なんといってもこのステレオバーが超稀少!!その昔、KAISERSが使っているのを見てからほしくてほしくて仕方なかった代物です。次回生音ライブには登場させたいマイクシリーズ。
じゃーん。俺、ジョン言いまんねん!! キャバーンと言えばレズロマイクやで!!
じゃーん。これもまたロンドンレズロマイクの重厚な2本。恐らく1940〜50年代と思われるシリーズ。昔の英国のオーケストラの写真やスキッフルバンドの写真にちょこっと写っていたりするマニアな代物でっす。
じゃーん。またまたロンドンレズロマイクですが、こちらはダイナミックタイプ。リボンマイクで有名なメーカーとしては珍品といわれるマイクですが、音がいい。すごーくいいのです。でもって、これは未使用のデッドストック物。なんと言っても、箱が可愛い。パッケージの重要性も見逃してはいけまぬ。。。
じゃーん。こちらはAKGのD17と呼ばれるマイク。ビートルズの録音で使われたD19と同様、そのパフォーマンスには定評ありで、英国国営放送BBCでもしっかりと定番マイクとして設置されていた奴です。でもって、まさしくそのBBCから払い下げ品で直送された血統書付きマイク。
じゃーん。15年の年月をかけて遂に揃った英国フェントンウェイル社製の3兄弟。右2台は前に手に入れていたのですが、今回左端のベースが来日!!!ベーシストではないのにベースも大好きな俺。的を広げていくのはベース中のベース(基本中の基本)。ちなみにフェントンウェイルはロンドンバーンズの前身的な会社で、61〜62年の初期マージービートバンドは結構このメーカーを使用するのが鉄板な訳ですなあ。
先日、GO! GO! 7188のレコーディングを担当したとき、ベースのアッコがえらい勢いでへフナーのベースに興味を抱きまくっておりましたが、バンドの色とは程遠いと思われるへフナーに興味をしめしてくれてこちらも頗る嬉しい。
で、めっちゃほしい!!との事で、早速探す事に。
で、来ました。
へフナーのプレジデントモデル。
SELMER AMPをよく送ってくれるイギリスの馴染みの楽器屋から来日。
ギターもあるよ、って事で、この際、まとめてよろしくという訳で、兄弟来日。
ますます英国機材にはまる俺ですが、GRAND-FROG STUDIOの機材もますます英国贔屓になっております。
ああ、レコーディングが楽しみで仕方ない!!
じゃーん。プレジデント兄弟。左はギター。レアなナチュラルカラーでした。嬉しいなあ。右は近々アッコに嫁ぐベース・プレジデント。ヘッドのインレイも同じで珍しく同年代ですな。1964〜5年くらいでしょうかね。
じゃーん。憧れに憧れを抱き、写真下がずーっと探していたVORTEXIONのマイクアンプ。我が師匠、JOE MEEKが好んで使ったやつでござい。ノブのでかさに興奮。上はMX-10という小型ミキサー。こちらは60年代のJAZZ録音で結構活躍していたと言われるモデルでござい。
新代田FEVERに下北沢CLUB QUE。
久々のダブルヘッダー。
両場所ともたくさんのお客さんでありがとうございました。
昔は東京で夕方ライブの後に移動して名古屋で夜中のライブとかいうむちゃくちゃなこともしてましたが、祭りならば、盛り上がらずにはおれまへん。
下北を歩いていると、ロカビリーチックな高校生男子に声をかけられて、僕ドラムやってるんですけど、スタンディングなんです。ストレイ・キャッツのスリム・ジムが好きで...とかいう話になりました。素晴らしいですな。ストレイ・キャッツといえば俺達の世代。一回りも二回りもまわって、好きだという高校生がいるなんで素晴らしい。
ちなみにスリム・ジムさんは若干知り合いでございます。
その昔、ロンドンにいた頃、ゴシップスというクラブのイベントで出会ったのがスリム・ジム。
その時日本から持っていったGOLDEN BATというタバコをあげると、えらい気に入って、まとめてウチまで郵送してくれ、と無理なお願いをされた覚えがあります。
その後、日本に13 CATSとして来たときにニートビーツで対バンさせてもらい久々に会いました。
元気にしてるかなあ。
あ、スタンディング・ドラムと言えば、恐らく60年代の英国でその勇姿を見せていたのがクリス・カーチス。そう、あのサーチャーズです。
サーチャーズと聞いて、あ〜、オールディーズみたいな、となめてかかるとダメなんです。
サーチャーズは実は凄い。凄いロックなんです。
ハンブルグのスタークラブのライブ盤なんかも出てますが、ビートルズ顔負けのアグレッシブなライブをやっておりますです。
じゃーん。1964年のNEW MUSICAL EXPRESS(いわゆる昔のフェスみたいなやつ)のサーチャーズ。WHAT'D I SAYを歌うクリスが最高。他に出てるバンドもす、す、すてきすぎます。
世界は広くておもしろい。
こないだプライベーツの森原さんに教えてもらった世界一おもろい(!?)ドラマー。
何回見ても笑える。
何回見てもフロントマンに目がいかない。
曲の印象がまったく頭に焼き付かない。
あー、世界は広くて、おもろおますなあ。
という訳で、ニートビーツ、久々に来年から海外ツアーしよっかなあと。
とりあえず、多分、韓国で。
先日、韓国の人がやって来て、なんだかんだと話がすすんでしまいましたので。
ってなんで韓国??
焼き肉食べたいしな〜。
早く決まると嬉しいですな。
熊谷、松戸と東京近郊でのライブ。
穴場ですね。
また行きたくなる何かがある。
穴場です。
松戸は初めてでしたが、めっちゃ楽しかったです。
極悪いちご団というバンドに呼ばれていったのですが、
ベースのピヨ彦(?)くんがいい感じに酔っぱらって、最後は号泣してました。
「俺、20才からずっとニートビーツが好きで今日夢がかないました〜」
と、わんわん男泣きしておりました。
正直、こちらも嬉しいです。
また一緒にやりましょう。
最近地方に行くと、メンバーの写真はさておいて、機材の写真をよくみんなが撮ってくれています。それはそれで嬉しい。俺達にとってはビンテージとか宝物とかいうより、これがないとダメなんです、という感じで、生活必需品に近いのでまあそんなに特殊な感覚を持っているつもりはないんですけど、やっぱりアンプにしろ、ギターにしろ、形や出会ったときの一瞬のきらめきで手に入れるので、その感じが共感できるのは嬉しいのですね。
その後の音については、自分の感覚を機材にあわせる感じですな。
先日、お客さんで「カイザースやニートビーツが使っているのでセルマーのアンプとバーンズをようやく手に入れたのですが、正直とても使いにくいんですがどうしたらいいですか...」と質問されたのですが...それは当然です。
使いにくいに決まってる...の一言。
オレもいつも大変です。
だから、ある意味、GIBSONやFENDERは今でも一流なんですよねー(笑)
だから、荒馬を乗りこなす、という気分で、自分の手をギターにあわす。自分の耳をアンプにあわすようにしてくださいね〜。
そして来月が待ち遠しいオレ。
なぜなら大好きなイギリスの名エンジニア/プロデューサー、JOE MEEKが好んで使っていたとされるVORTEXIONの機材がスタジオに導入されるのだ!!!!
JOE MEEKが写っている写真で好きないちまい。手にしている機材の下がVORTEXION!!
こういう写真をもとに日々研究していると、気分は歴史家になれるもんです。
じゃーん。アップにしてもこの微妙な感じ。だが、このぼやけた写真一枚からでもオレは常に想像をふくらましているのだ。全体のサイズ、色、ノブの数、大きさと位置...
JOE MEEKが大好きだと公言している現在イギリスの名エンジニアと言えばTOE RAG STUDIOのリアム・ワトソン。オレの師匠にあたる人。彼がいなければ、こんなアナログなスタジオも作っていないだろうし、エンジニアもしていないだろう。
彼と出会ったのは17年程前。その当時、イギリスに長くいたので、その間にギターでちょこちょこ色んなバンドにゲスト参加させてもらった。当時、参加したのはPLANET ROCKERS、 PANASONICS、NEANDERTHALS、RONNIE DAWSON...等々。全て、リアムに録音してもらった。
現在は移転して新しくなっているみたいだけど、相変わらず機材が凄すぎる。
負けてはいられないっす!!!
じゃーん。YOU TUBEにこんなのがありました。いちいち静止画で機材チェックするアタクシ。
METAL ON METAL by ANVILという訳で、ANVILの映画を観た時、BEAT ON BEATでニートビーツ・バージョンも出来るなあ、と思いましたな。
ANVILが10000人収容の場所で170人余りっていうのも泣けますが、俺達は0人っていうのありますからね。
ニートビーツをやり始めたころで、5、6バンド集まってイベントやって、で、お客さん0人。
世の中から誰もいなくなったのかと一瞬思いましたもん。
とりあえず、人間が存在しているか外を見てこい!!とか言って。
いやはや、あのイベントは凄かったなあ。
まず、ライブハウスの店長が失踪状態になって来ない。(ライブハウス自体、鍵閉めずにずっと開けっ放し)
バンドのみんなで酒屋にビールを買い出しに行って、冷やして、自分達でPAして、リハーサルして、いざ、開場しても、誰も来ない。
で、結局、誰も来なかった。
とりあえず自分達で買ったビールを飲み干して終わり。
しかし、みんなちゃんとタイムテーブル通りにライブをやった。
でも、凄い楽しかったなあ。
みんなで騒いでた。
お客もいないし、ギャラもないし、つまり、何もない。
演奏以外は。
ある意味、何もないから楽しかったのかもしれない。
その時期、神戸のパブみたいなところで毎週金曜に俺達は演奏していた。
大酒とホットドッグにまみれて、夕方から3回演奏する。
決してギャラはよくないけど、アルコールと食料はたらふくもらえた。
MR.LAWDYはここぞとばかりにたらふく頂いて、お店に少し怒られたりもしていた。
つまりは"もととって帰る"ということです。
お客さんは無料だったので、こっちはとても荒くれた演奏ばかりしていた気がする。
こっちはビールとホットドッグで一日に40曲、50曲やらなければならない。
ヤクザな人や泥酔したおじさん達も来たりして、「あれやれ、これやれ」と野次もある。
「んなもん、今言われてもできるか〜」「なんやこら〜」という具合である。
でも、なんやかんやめっちゃ楽しかった。
自分達の機材を持ち込んで、生音を聞かせるという事自体が最高だった。
先日のRED SHOESで生音ライブも終わってみたら、お客さんや関係者から、ぜひまたやってほしいと多くの声を頂いた。
なのでもちろんまたやりまっせ〜。
俺達もやっぱり夢を諦めきれない男たちです。
で、リクエストにあった、この間のRED SHOES "BACK TO 1963" カバーナイトのセットリストです。
1.TOO MUCH MONKEY BUSINESS
2.GOOD MORNING LITTLE SCHOOL GIRL
3.I WANT YOU
4.LET IT ROCK
5.HELLO JOSEPHINE
6.TELL HER NO
7.TENNESSEE WALTZ
8.CANDY MAN
9.LIES
10.I CALL YOUR NAME
11.SET ME FREE
12.JUST A LITTLE BIT
13.TWISTIN' THE NIGHT AWAY
14.BABY THAT'S R&R
15.STUPIDITY
16.I CAN TELL
17.BEAUTIFUL DELILAH
18.HEEBIE JEEBIES
19.I'M GONNA SIT RIGHT DOWN AND CRY
20.LET'S STOMP
21.WHAT'D I SAY