METAL ON METAL by ANVILという訳で、ANVILの映画を観た時、BEAT ON BEATでニートビーツ・バージョンも出来るなあ、と思いましたな。
ANVILが10000人収容の場所で170人余りっていうのも泣けますが、俺達は0人っていうのありますからね。
ニートビーツをやり始めたころで、5、6バンド集まってイベントやって、で、お客さん0人。
世の中から誰もいなくなったのかと一瞬思いましたもん。
とりあえず、人間が存在しているか外を見てこい!!とか言って。
いやはや、あのイベントは凄かったなあ。
まず、ライブハウスの店長が失踪状態になって来ない。(ライブハウス自体、鍵閉めずにずっと開けっ放し)
バンドのみんなで酒屋にビールを買い出しに行って、冷やして、自分達でPAして、リハーサルして、いざ、開場しても、誰も来ない。
で、結局、誰も来なかった。
とりあえず自分達で買ったビールを飲み干して終わり。
しかし、みんなちゃんとタイムテーブル通りにライブをやった。
でも、凄い楽しかったなあ。
みんなで騒いでた。
お客もいないし、ギャラもないし、つまり、何もない。
演奏以外は。
ある意味、何もないから楽しかったのかもしれない。
その時期、神戸のパブみたいなところで毎週金曜に俺達は演奏していた。
大酒とホットドッグにまみれて、夕方から3回演奏する。
決してギャラはよくないけど、アルコールと食料はたらふくもらえた。
MR.LAWDYはここぞとばかりにたらふく頂いて、お店に少し怒られたりもしていた。
つまりは"もととって帰る"ということです。
お客さんは無料だったので、こっちはとても荒くれた演奏ばかりしていた気がする。
こっちはビールとホットドッグで一日に40曲、50曲やらなければならない。
ヤクザな人や泥酔したおじさん達も来たりして、「あれやれ、これやれ」と野次もある。
「んなもん、今言われてもできるか〜」「なんやこら〜」という具合である。
でも、なんやかんやめっちゃ楽しかった。
自分達の機材を持ち込んで、生音を聞かせるという事自体が最高だった。
先日のRED SHOESで生音ライブも終わってみたら、お客さんや関係者から、ぜひまたやってほしいと多くの声を頂いた。
なのでもちろんまたやりまっせ〜。
俺達もやっぱり夢を諦めきれない男たちです。
で、リクエストにあった、この間のRED SHOES "BACK TO 1963" カバーナイトのセットリストです。
1.TOO MUCH MONKEY BUSINESS
2.GOOD MORNING LITTLE SCHOOL GIRL
3.I WANT YOU
4.LET IT ROCK
5.HELLO JOSEPHINE
6.TELL HER NO
7.TENNESSEE WALTZ
8.CANDY MAN
9.LIES
10.I CALL YOUR NAME
11.SET ME FREE
12.JUST A LITTLE BIT
13.TWISTIN' THE NIGHT AWAY
14.BABY THAT'S R&R
15.STUPIDITY
16.I CAN TELL
17.BEAUTIFUL DELILAH
18.HEEBIE JEEBIES
19.I'M GONNA SIT RIGHT DOWN AND CRY
20.LET'S STOMP
21.WHAT'D I SAY